■はじめに
人生は迷い多き旅路です。時には暗闇に閉ざされながら、進まなくてはならない時もあります。
そんな我々に対し大いなる慈悲の光をもって、暗闇を破り歩むべき道を示して下さったのがお釈迦様です。
お釈迦様は八万四千という、莫大な法門を説かれたと伝えられています。その中でも、晩年の八ヵ年をかけ説かれた「法華経」こそがお釈迦様の真意であり、今の我々を導いてくださる御教えなのです。そして、日蓮大聖人はあらゆる深き闇をも裂き、全てを照らし出す朝日のような「法華経」の教えと功徳を「南無妙法蓮華経」の七文字に込め、我々に残して下さったのです。
世の中は楽しいことばかりではありません、辛いことや、悲しいことが沢山あります。でも、お題目を唱え、お題目の眼をもって見てみて下さい、全ての中に御仏の導きやメッセージが込められていることに気付くはずです。そして、全ての繋がりに気付いて下さい。きっと世の中は感謝で満ち溢れるはずです。 生きている我々も、旅立たれたご先祖様も皆共に、お題目の導きを頂き、安穏な空間で過ごしましょう。
当寺は皆様をお待ちしています。
■秋季彼岸卒塔婆供養会
古来より「暑さ寒さも彼岸まで」とは言いますが、昨今の気象状況ではこの言葉も当てはまらなくなってくるのでしょうか。気象も含め今まで当たり前と思っていたことが当たり前ではない時代に入ってきています。このような時代だからこそ「今日も一日有り難し」と何気ない日常に感謝をし、少しずつの思い遣りを大切にできる世の中であることを願います。その中でも私達のこの瞬間の命こそ有り難しです。今日の命があることをご先祖様に感謝を申し上げ、共にお彼岸のご供養をいたしましょう。
日時 9月23日 | (火曜日・秋分の日) 午前11時 | |
卒塔婆料 三千円(四尺・五尺共通) |
* | 塔婆のお申込はお早めにお願い致します。尚、電話でのお申込は誤字の原因となりますのでご遠慮下さい。駐車場が手狭ですので公共交通機関でご来寺をお願い致します。 |
令和七年秋季彼岸会卒塔婆申込書 | ![]() |
■日蓮大聖人ご命日法要
本年は弘安5年10月13日にご入滅(お亡くなり)なされました、日蓮大聖人の第744遠忌(743回目のご命日)です。この大切な日に日蓮大聖人を偲び感謝の誠を捧げ、大聖人様にお会い致しましょう。
また、当日は当寺で保管しております日蓮大聖人が自らお書きになられたご本尊を1年に1度だけの御開帳を致します。是非お近くで日蓮大聖人の魂であるご本尊をお参り下さい。よいお導きがいただけます。
当山檀信徒の皆さまに限らずどなたでもご参拝頂けますので、お誘い合わせの上ご参拝下さい 。
*奉納金はご辞退申し上げます。日蓮大聖人への感謝のお塔婆(1基-1千円)は受け付けておりますので、お塔婆を通して一人でも多くの方が日蓮大聖人と繋がって頂くことを願っております。後述の「日蓮大聖人報恩塔婆申込書」にてお申し込みください。
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一心に写経 | 昼食風景 | 境内の宗祖旗 |
日時 令和7年10月12日(日) | |
11:00 | 法話(石川県珠洲市 本住寺住職 大句哲正上人) |
大句哲正上人のご紹介として後述の文化時報掲載記事をご覧ください。 | |
宗祖ご命日報恩法要 (日蓮大聖人が書かれたご本尊お開帳) | |
12:30 | 昼食 ( お寺でご用意しております) |
お題目写経 (なぞり書きですのでどなたでも写経できます) | |
13:40 | お題目修行(皆で太鼓を叩き南無妙法蓮華経をお唱えします) |
14:15 | 終了予定 |
* | 当日皆様の仏壇の中で安置されている日蓮大聖人像をお持ち下さい。本堂でご本尊の前に安置し法味を捧げます。また、日蓮大聖人像をお持ちの方には本年度分の綿帽子を差し上げます。 |
* | 宗祖旗をお申し込みの方は事前にお知らせください。一旒三千円。 |
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■公式LINEアカウントを作りました
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■無料塾 てらこや 唱導寺
一緒に子供達に寄り添ってくれるボランティア講師の方を募集しています。どうぞあなたの力を貸してください!会場は唱導寺会館3階または唱導寺広間です。
詳しくはてらこやプロジェクト・講師ボランティア募集をご覧ください。
一緒に勉強しよう 経済的な理由で有料塾に通うことが叶わない中学生を対象として開催している無料塾です。 「勉強したいけれども環境が整わず、どうやって勉強して良いかわからない」「学校の勉強についていけない」などの思いを持った生徒さんたちを、講師ボランティアがそれぞれの学力に合わせてサポートしていきます。大切なのはやる気です! お寺という日常と違う環境で勉強してみましょう。未来を開くのは君次第!
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詳しくはこちらのページをご覧ください。
https://muryoujuku-terakoyashoudouji.jimdofree.com
無料塾てらこや ホームページ |
https://twitter.com/muryoujuku_tera
X、旧ツイッター |
https://www.townnews.co.jp/0112/2021/07/29/584837.html
タウンニュース 2021年7月29日号 |
■住職紹介
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どんな坊主か少しだけ紹介 唱導寺の朝勤風景 仏天に感謝を捧げ、世界平和・皆さまの安穏とご先祖様方の成仏をお祈りしています。 |
50才の記念に初めて富士山に 登った時の一枚 |
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平成30年に日蓮宗大荒行堂通算五百日の修行を成満しました。 |
■令和7年 (2025) 唱導寺年中行事
■ 新春初祈祷会〔1月元日・2日・3日〕
新春を迎え日蓮宗秘伝の修法加持を行い、一年間の無事安泰・所願成就をお祈り致します。
■ 日蓮宗総本山身延山久遠寺初参り〔1月19日(日)〕
日蓮大聖人が「たとえ何処で死を迎えようとも、私の墓所は身延山に立てなさい。私の魂は未来永劫身延山に留めよう」と言われた総本山に新年の参拝を致します。
■ 厄除け方除け祈祷〔2月2日(日)―14時〕
令和7年度の立春を迎え、本年厄年の方や運気の悪い方の除厄安全を祈り、合わせて本年度中肌守り・方除け守の開眼授与を行います。
■ 副住職海睿上人 大荒行堂成満帰山式〔2月16日(日)〕
令和6年11月1日より令和7年2月10日まで寒壱百日の荒行を修めた海睿上人が唱導寺に帰山し、荒行成満の報告式を行います。
■ 春季彼岸供養会〔3月20日(木・春分の日)―11時〕
皆様と共に卒塔婆を立て、ご先祖様のご供養を致します。
■ 大黒天神御法楽祭〔4月25日(金・甲子)―11時〕
大黒天神をお祭りしている方々に御尊像をお持ち頂き、大黒天神に対し法味を捧げ、益々の福徳力を授けて頂きます。
■ 霊山七面山参詣〔5月10日(土)~11日(日)―7時出発〕
古来より霊験の山として日蓮宗信徒の信仰を集めてきた七面山のお参りです。この山は登山に約3~5時間かかります。
■ 盂蘭盆施餓鬼供養会〔7月12日(土)―11時・13時半)
ご先祖様に卒塔婆を立てるお盆のご供養と、ご先祖様以外にも苦しんでいる有縁無縁の霊魂を救う施餓鬼供養を同時に執り行います。
■ 秋季彼岸供養会〔9月23日(火・秋分の日)―11時〕
皆様と共に卒塔婆を立て、ご先祖様のご供養を致します。
■ 日蓮大聖人報恩会式〔10月12日(日)―11時〕
弘安5年10月13日にお亡くなりになられた日蓮大聖人の恩に報い、お題目と縁を持たせて頂いた感謝の心を持って皆様と共に大聖人様にご供養申し上げます。
■ 大洗供養〔12月20日(土)―14時〕
一年間の感謝を込め、諸天善神・ご先祖様にご供養致します。一年の締めくくりの法会です。
令和7年唱導寺年中行事 | ![]() |
■毎月のご修行・ご供養会
月に一度はお寺参りでスッキリしましょう!参加は自由です。
■耕心道場〔第1土曜日―15時〕
日々の暮らしや仕事に追われていると、自分自身と向き合う時間が持てず、善悪を見失い、不平不満ばかりが充満してしまうことがあります。そして負のスパイラルへと足を踏み込んでしまうのです。一か月の自分を振り返り見つめ直し、反省すべき点は反省し、嫌な思いはお寺で脱ぎ捨て、より良い一か月を過ごせるよう、月に一度一緒に修行しましょう。ご祈祷・ご供養も致します。
内容:懺悔文拝読・瞑想・唱題修行・ご祈祷・今月の運勢並びに方位説明・一口法話
■祈祷会〔8日―11時・29日―11時・14時〕
参拝者に各月の開運祈祷を行い、来る月の運勢の説明を致します。
■施餓鬼供養会〔8日―14時〕紙塔婆1基500円
施餓鬼供養とはあらゆる魂を安穏な世界へと導く供養法です。ご先祖供養・水子供養・因縁供養など全ての魂の安穏をお祈り致します。法事の時期ではないがご供養をしたい、身内ではないけれども供養をしたい、ご供養をしたい気になる方がいるがどうしてよいか分からない、などという方は是非お参り下さい。
当山において沢山のお供物を用意し、水に溶ける紙塔婆をあげ古来より伝わる法により、供物・塔婆を海に帰し、全ての霊魂を御本佛の元へとお返しいたします。
月例施餓鬼供養会申込書 | ![]() |
■慈母観世音菩薩例祭〔18日―13時〕
慈母観世音菩薩とは子供を抱いていらっしゃるお姿の観音様で、母が子を慈しむが如く我々を大いなる慈悲の心で守り、お導き下さります。慈母観世音菩薩の慈悲力を頂きご祈祷・ご供養致します。
* | 施餓鬼供養会以外の参拝日はご祈祷をいたしますので、祈祷料として1千円を目安にご志納いただきます。 |
* | ご希望の方には月参りの時に、月毎の御守護を頂く「月守り(倶生霊神守護札)」を授与しております。(500円) |
上記以外の個人的なご供養・ご祈祷・各種相談・方位鑑定等は予約制にて行っております。
■倶生霊神守護札(月守り)
「人の左右の肩には同名・同生という名の神様がいて、母の胎内に宿った時から一生が終わるまで、影の身に添うがごとく付き従えている」と日蓮大聖人は教えてくれています。倶生霊神様は自分専属の神様です。このお守りは毎月取り替えて、倶生霊神様の守護力を高めていただくお守りです。先が見えない時代だからこそ、倶生霊神様のお力をいただき、ご神佛の加護の中で精一杯の努力をし、幸いの道を切り開いていきましょう。
倶生霊神守護札 ― 5百円
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■唱導寺だより
お寺はお葬式や法事をするだけの場所でしょ? いえいえ違います! お寺はけっこう色々やっています。ご縁をいただいた皆さまにもっとお寺のことを知ってもらいたくて発刊しております。ぜひご愛読ください。
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最新号(第八号):クリックすると別ウィンドウで開きます。 |
これまでの唱導寺だより | ||||
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創刊号 平成29年6月 (2017) |
第二号 平成30年6月 (2018) |
第三号 令和元年8月 (2019) |
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第四号 令和2年8月 (2020) |
第五号 令和3年11月 (2021) |
第六号 令和4年10月 (2022) |
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第七号 令和5年10月 (2023) |
第八号 令和7年6月 (2025) |
■延宝山(えんぽうざん)唱導寺(しょうどうじ) 縁起
江戸時代中期に、日蓮宗の学僧であった妙心院日迅(みょうしんいんにちじん)上人が、現在の茅ヶ崎市浜之郷に唱導庵(しょうどうあん)という布教所を造られたのが当寺の始まりです。
昭和30年に現在の地に移転し、法華経流布(ほけきょうるふ)の為の小さなお堂を建て、「月山教会(がっさんきょうかい)」と名乗り、同信の方々の集う所となりました。当寺の歴代住職は日蓮宗祈祷の免許皆伝者であり、祈祷修法(きとうしゅほう)を中心に布教活動に努め次第に規模も拡張し、昭和42年7月28日に「延宝山 唱導寺」と改め現在に至っています。
当寺は、「昭和の歌姫」と称された美空ひばりさん(故 加藤和枝 平成元年6月24日寂 慈唱院美空日和清大姉(じしょういんみそらにちわせいたいし))の菩提寺でもあり、現在も加藤家のご供養をさせていただいております。
当寺の規模は大きくはありませんが、檀徒と信徒の隔てなく御題目を唱える方々のお寺としてこれからも有り続けたいと考えております。