ご供養


「供養」の語源は、サンスクリット語の「プージ」という語です。「プージ」とは「尊敬する」「崇拝する」という意味です。心の中に尊敬の念が起こると、今度はそれを形で表したくなるものです。

 仏陀在世から在家の信徒は精神的な尊敬を一歩すすめて、仏教教団に対し衣服・食物・薬品などを提供することが「供養」とよばれました。

 その後、「仏・法・僧」は勿論のこと、様々な崇拝対象に対し、水・香・花・飲食・灯明などを捧げて祈り、これを「供養」とよびました。この礼拝形式が日本に入り、死者儀礼と結び付き死者に対する「追善供養」が「供養」という語の大きな意味を占めるようになったのです。

 今も日本には、様々な「供養」の形がありますが、その全てには語源である「尊び敬う」という思いが込められているはずです。

 亡き方の魂は輪廻転生します。私たちの目に見えないだけで、どこかで新しい生活を始めます。大切な亡き方の魂は、どこにいても安穏で幸せに過ごしてほしいと願うのは当然のことです。

 その思いをお題目を通じ故人に届け、ご本佛の導きを頂くことが「追善供養」です。




施餓鬼供養会: 毎月8日 午後2時

 施餓鬼供養とは、忘念に縛られたり、深き悪業により、通常の供養が受け取れない霊魂や、我々に纏わる因縁を成仏に導くことのできる供養法です。

 また法事の時期ではないがご供養をしたい・身内ではないけれども供養をしたいなどという方も、是非お参りください。

 当山において沢山のお供物を用意し、水に溶ける紙塔婆をあげ、古来から伝わる方法により、供物・塔婆を海に帰し、全ての霊魂を御本佛の元へとお返しいたします。

月例施餓鬼供養申込書

春季彼岸供養会: 3月彼岸中日 午後1時

 皆様と共に卒塔婆を立て、ご先祖様のご供養を致します。


盂蘭盆施餓鬼供養会: 7月12日(午前11時・午後1時)

 ご先祖様に卒塔婆を立て、ご先祖様のご供養を致します。


秋季彼岸供養会: 9月彼岸中日(午後1時)

 皆様と共に卒塔婆を立て、ご先祖様のご供養を致します。


大洗供養: 12月24日頃(午後2時)

 一年間の感謝を込め、諸天善神・ご先祖様にご供養致します。一年の締めくくりです。




四十九日忌法要について

法要場所は、唱導寺本堂・自宅・斎場・お墓のいずれかになります。一番意味深い場所は、ご本尊を始めとして仏天を勧請させて頂いている、唱導寺本堂でのご供養であろうと考えております。場所により法要時間は異なりますが、本堂での法要の場合は約40分程です。

持参品
 1、ご遺骨
 2、白木お位牌
 3、仏壇用の塗り位牌
 4、お供物(生物以外で故人がお好きだった果物やお菓子等)
 5、お花
 6、お写真はどちらでも結構です

注意事項
 1、当日、埋葬をされる方は石材店(日野公園墓地・久保山墓地等市営墓地の場合)霊園事務所に埋葬の予約をして下さい。
 2、卒塔婆の申し込みは法要の一週間前までにお願い致します。
 3、服装は喪服になります。




年回忌法要について

年忌法要はご命日を過ぎないように日取りを決めます。
法要場所は、唱導寺本堂・自宅・斎場・お墓のいずれかになります。一番意味深い場所は、ご本尊を始めとして仏天を勧請させて頂いている、唱導寺本堂でのご供養であろうと考えております。場所により法要時間は異なりますが、本堂での法要の場合は約30分程です。

持参品
 1、お位牌
 2、お供物(生物以外で故人がお好きだった果物やお菓子等)
 3、お花
 4、お写真はどちらでも結構です

注意事項
 1、 卒塔婆の申し込みは法要の一週間前までにお願い致します。(一基三千円)
 2、 精進落しを当山会館で行う場合は事前にお申し込み下さい。



法事・卒塔婆申込書


 個人的なご供養・ご祈祷・各種相談・方位鑑定等は予約制にて行っております。